2010年10月

昭和58年に短大大会で初優勝。そのときのエースが現在バスケット部の後援会長の真柄です。彼は長岡工業出身でそのバスケットセンスは卓越したものがありました。高校時代はオールラウンダーだったが短大ではポイントガードとして活躍する。卒業後は日本リーグのマツダオート東京で3年間プレィした(現在のJBL)。BJで活躍しているキミタケより20年も前に日本のトップリーグでプレイした先輩がいたことはあまり知られていない。両名とも長岡出身というのも面白い。思うように選手をリクルートできない我がチームの苦肉の策がポジションのコンバートでこれでどのくらい選手に助けられたか分からない。
またこのころ大変重要な出会いがあった。

27日に日本文理と練習試合をしました。ウインターカップ予選に向けてのウオーミングアップゲームです。能力の高い選手を中心にオフェンスを仕掛けてくる好チームです。春先に続いて2回目のゲームでした。前回は文理のスクリーンプレイにいいようにやられていましたが今回は対応できていました。
今現在は我々は完全とはいいませんがオフの状態です。その中でオールコートのプレイを積極的にトライしたり各自狙いを持ったプレイをしているようでした。実はこの時期が一番伸びる時期です。自分で目標を持って練習に取り組む姿勢のある者は必ず伸びます。
インカレ予選の失敗が今のところいい方向に向いているようです。
日曜日は中越高校とゲームです。

初期のころに忘れられない男たちが3人いる。人数が少なくて練習も試合もままならないとき、併設する専門学校に在籍する学生に助けてもらった。彼らは高校時代にバスケット経験者でバスケットをする機会をさがしていた。福島県から来ていた高野、長岡商業の反町、青森県の和田の3人だ。今から見れば本当によちよち歩きのチームだった。
このころ練習試合に通ったのが中越高校と新発田中央高校だ。この2校の監督は私の大学の同級生であり、私自身が彼らにバスケットを教わることが目的であり、さらに挨拶等チームがまだまだ未熟だったためその辺を受け入れてもらえる高校だったからである。
 

今年の2年生の最大の欠陥は本学に来るまでbasketを誰かに習ったことがないということですね。言い方を変えれば学校でクラブ活動をしてこなかったということかな。例えば、監督と選手の関係、先輩と後輩の関係、チーム内の人間関係、もっと言えばクラブ活動そのものを知らない。自分が怪我すれば真っ先に医者に行くけれども、チームの約束事を覚えなくても覚える努力は何もしない、チーム内の自分の役割をまったく理解しようとしない、自分の態度がチームメートに与える影響なんかまったく気にしない、自分のしたいことが優先等々、我々の頃なら「やめてくれ」とチームメートに言われかねないことを平気でする。何回指導しても理解しようとしない(できない)。
小中高のクラブ活動はどうなっているのか?と心配になりました。1年生は商業から来た二人がいたのでなんとなく理解できたようだが大事な試合でまだまだというところを露呈した。しかしこれは次につながることなので後は監督しだいなんですが・・・大変です
Kさんかな「今なら・・・」の応えです。昔の子供は丈夫でした。私が27~8歳の原器はつらつの頃の話ですから。

1年生
①佐藤寛人・・・チーム1の巨人(彼に比べたら今年の2年生は全員小人)。ポイントガード。強気すぎてチームメートを無視して得点するのが玉に傷。しかしチームバランスを考えてパスを供給する力もあり、ディフェンスは言うことなし。課題は勉強好き。彼のキャプテンシーに期待大。
②新明俊一・・・高校時代は俊足?チームメートが困っているときに思わぬプレイで助けてくれるスイングマン。新チームではマネージャーも兼てくれる重要人物。
③青山 充・・・フォワード。NBAも真っ青な長距離シューターだけどランニングシュートが苦手。高校時代のチームメートの負けず嫌いな寛人の爪の垢でも煎じてやりたいかな?本気モードのプレイを期待(1度だけ見せたことがある)そのときは凄かった。
④俵 優基・・・運動能力抜群のシューター。まだまだ発展途上のプレイヤー。卒業するまでに身体ができるかどうか?心配された横道にもそれずにbasketに集中しているようだ。今年1番伸びたプレイヤー。
⑤牛木伸洋・・・ガード。スピード抜群。得点能力もある。あとはbasketを覚えること。自立すること。
⑥池亀 峻・・・今年1年怪我で力を発揮できず。経験不足で大事な大会で実力を発揮できなかったが、来年こそは持ち前のディフェンス力を生かしてチームに貢献してほしい。
⑦川瀬裕作・・・ドライブ・リバウンドと良いものを持っているけど、気が弱いというか他人との関係が上手くやれない。それがプレイにでてきて大損をしている。来年は2年生。
⑧臼杵祐介・・・チームのエースだがガラス製。すでに今年の反省にたってガラスのエースを返上するべく努力しているはずだ。彼の活躍なくしてチームの勝利は考えられない。
今年の1年生はインサイドがいない(私のリクルートが上手くいかない)分、プレイヤーは粒がそろっていて来年も楽しみなシーズンになりそうです。松本で実力を発揮できなかった口惜しさを来年に、そのためにはこの冬を有意義に過ごしてもらいたいと思います。

↑このページのトップヘ