今からおよそ30年前アメリカの文献を読んでいるとき、「コーチは我々よりもバスケットを良く知っているので、コーチの言うことはよく聞くことにしている」と言う選手の発言をよく見かけた。最近そのことを思い出し、なるほどと感心した次第。当時のアメリカのバスケット界の状況がよく分かる発言だった。こういう発言が私の目に留まるということはコーチの言うことを聞かない選手がたくさんいたということだ。
今の子供は教員が何か言っても素直に聞かない。必ず何か言葉が返ってくる。内容は「なんじゃそりゃ」がほとんどだが、本人たちはいたって本気。「かわいそうだ」と思うが・・・